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授業の負担と時間割

  • 執筆者の写真: fletcherjapanstude
    fletcherjapanstude
  • 2019年1月29日
  • 読了時間: 4分


こんにちは、MALDのSです。いよいよ2019年の春学期が始まりました。2年生の私にとってはこれが最後の学期になるということで、留学生活最後の時間割をあれこれ悩みながら組んでいるところです。今回は、これに関連していわゆる授業の負担というものについて考えてみたいと思います。どのような授業の負担が大きいのか、時間割を組むに当たって授業の負担についてどの程度考慮すればいいのかという点について、あくまでも私自身の学びを振り返る形で検討してみたいと思います。





まず、大前提として、フレッチャースクールでは1学期に原則として4つ(12credit)の授業を履修します。これにはいくつかの例外(MIBの履修、オーディット、ハーフクレジットの授業など)があることは、これまでいくつかの記事(MALDとMIBは何が違うのかオーディットのススメ?などをご参照ください。)でご紹介したとおりです。そして必修とされている科目が比較的少ないこともあり、時間割を比較的自由に組むことができるのもフレッチャースクール、特にMALDプログラムの魅力の一つです。


しかしながら、世の中に完全なる自由というものはおおよそ存在せず、時間割についてもその例外ではありません。スケジュールや開講する学期の制約、そしてもちろん学生の興味関心分野などによってある程度時間割は縛られていきます。そして、いわゆる「授業の負担」というものもその制約の一つと言えるでしょう。「A先生の授業は取ってみたいけど負担が大きいと噂だからな、、、どうしようかな、、、」というのは留学中誰もが経験する悩みなのではないでしょうか。


しかし、そもそも授業の負担が大きいというのはどういうことなのでしょうか?一口に負担が大きいといっても様々で、例えばリーディングの量が膨大である、リーディングを精読してよく理解してくることが求められる、学期末の課題や試験の負担が大きい、平素からの課題の難易度はともかくとして分量が多い、といった授業時間外の負担や、授業中の発言へのプレッシャーが大きい、授業の説明がわかりづらいなど授業時間中の負担もあります。また、また別の側面として、これらが様々に働いた結果、精神的に余裕がなくなってしまうという心理的な負担をあげることもできるでしょう。これらの総合評価が一般に言われる授業の負担の正体なのではと思います。


私としては、この総合評価としての負担を下げようとすると、選べる授業の幅が極端に減ってしまうように思います。というのも、(多少の例外はありますが)どの授業であれ、大学院レベルの学びには多少の苦労は付きものなのです。頑張ってリーディングを読み、ペーパーを書き上げるからこそ身につくことは沢山あることも踏まえると、負担を過度に恐れる必要はないでしょう。他方で、総合評価としての負担ではなく、心理的な負担を減らすことは意識してもいいのではないでしょうか。具体的には、授業の負担の種類をずらし、時期ごと(あるいは曜日ごとや時間ごと)に集中して資源を投入する授業を決める、自分の得意分野であれば少々の負担は飲み込めると割り切るといった方法があると思います。また、リーディングの量が膨大である授業については、クラスメートとリーディングをシェアするためのスタディグループを作るというのも一つの方法です。同じ種類の負担、例えばリーディングの精読なんかはまさに典型的な例でしょうか、が固まると自分の中で同じタイプの資源を食い合ってしまうので、心理的な負担が増幅するような気がします。


人によっては、せっかく留学に来たのだから負担など考えず、取りたい授業を取って勉強に集中すべきという意見があるかもしれません。もちろんそのようにできれば素晴らしいのですが、他方、人間の能力と時間には限界があるので、ある授業にエネルギーを割かざるを得なくなった結果、授業全体の学びの質が落ちてしまった、ということになってしまっては元も子もありません。実際、私個人としても最初の学期、まだ英語力が覚束なかった頃に負担が大きいとされる授業を複数とった結果、それらの授業では関心のある分野への幅広い理解を身につけることができた反面、そのほかの授業から学ぶ機会をやや損ねてしまったという反省があります。また、授業だけではなく、Student Organizationやそのほかの場を通じて学ぶこともたくさんありますし、休日にボストンの郊外に出て自然や文化を体験するというのも大切な学びの一つではないでしょうか。


もちろんこれは私なりの方法で、絶対的な正解ではありません。皆さんがご自身の得意不得意や、授業外で関心のあることなども考慮しながら判断されていることだと思います。それでも、これを言語化する取り組みを通じて、履修する授業を選ぶための参考となれば幸いです。私は最後の学期ということで、キャップストーンと呼ばれる修士論文の執筆も進めなければならず、忙しい日々が続きそうですが、最後まで自分の学びにとって必要なものを学びつつ、心理的な負担もうまくマネージし、健康な留学生活を送りたいと思います。


それでは、次はMALDのHさんにお願いします。



 
 
 

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