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Whyフレッチャー?他のポリシースクール、MBAとの比較も交えつつ。

  • 執筆者の写真: fletcherjapanstude
    fletcherjapanstude
  • 2019年3月2日
  • 読了時間: 6分

こんにちは、MIBのMです。2月も終わり、長いと思っていたフレッチャー生活もあっという間にあと3か月を切りました。大学院受験もアーリーラウンドは既に結果が出て、そろそろレギュラーラウンドの結果が出始めている頃でしょうか。フレッチャーはHPによるとレギュラー(1/10締切)は、4/1までに通知とのことです。


進学先にお悩みの方もいるかと思いますので、ここで私なりのWhyフレッチャーを、間もなく卒業を迎える立場から書いてみたいと思います。ちなみに私のバックグラウンドは、インフラ系の民間企業からの派遣で、2019年卒業のMIBです。

※合格体験記はこちらから


●なぜ国際関係?

まず、私の場合は民間企業からの派遣ということで、入社した頃には漠然と留学するならMBAかなあと考えていました。しかし仕事をするうちに、ビジネスって政治、経済、法、社会などの外部環境に大きく左右されるし(特に私のいる業界は)、そういった分野に対する洞察力も必要だと強く感じるようになりました。おそらくそれはインフラに限らず、他の商社や金融など他の業界でも同じなのではないかと想像します。なので受験が現実的になってきた頃には、公共政策大学院や国際関係大学院に進学したいと思うようになっていました。

(日本だとビジネスマンはMBAというのが一般的かと思いますが、ビジネス分野から公共政策・国際関係大学院に来ている学生もけっこうな割合でいます。)


●入学前のWhyフレッチャー

ということでポリシースクールに狙いを定めていたわけですが、ではなぜフレッチャーなのかというと、(前の話と矛盾するようですが)ポリシースクールでありながらビジネスの授業が充実していたこと、また日本の国際関係界隈での卒業生の圧倒的存在感が大きかったです。


前者について言うと、フレッチャーは国際関係スクールの中では(おそらく)唯一、MIBというビジネスにも焦点を当てたコースを用意しており、基礎科目からもう少し踏み込んだ科目まで一連の授業が揃っています。教授陣もHBSやMITなどで教えていた方が多いと受験当時から聞いており、国際関係を学びながらちゃんとビジネスも学べるということで、いいなと思いました。また、さらに細かく踏み込んだ科目を勉強したくなったらHBSなどでクロスレジスターできるのも魅力的です。

※クロスレジスターについてはこちら


後者について言うと、日本の外交・安保界隈では多くのフレッチャー卒業生の方が活躍されています。国際関係論のスクールで言うと他にもいい学校はたくさんありますが、ここまで卒業生が存在感を出している学校はそう多くないのではないでしょうか(もちろん日本人学生数などの要素もあると思いますが)。就活で最後は人で決めました、という話を聞きますが、それに近い感覚かもしれません。


●入学後のWhyフレッチャー

ここからは、入学してみて改めて知ったフレッチャーの良さについて書きたいと思います。


・少人数クラス

これが私の中では一番大きいです。私はいわゆる純ジャパなので、英語力向上というのも大きな留学の目的です。その中で、100人近くが教室にいるような大人数の授業では、発言機会もぐっと減ってしまいます。MBAなどの授業では100人くらいの大人数授業も珍しくないのではないしょうか。一方、フレッチャーは平均クラスサイズが20~30人です。また、科目自体の学びという観点でも、少人数の方が双方向性が増え理解が深まると思います。例えば、私が現在取っている応用計量経済学の授業は7人クラスで、その場で色々質問やディスカッションをしながら授業が進められており、非常に贅沢です。結果、教授との距離も近くなります。


・適度なアカデミックさ

次に感じたのが、プロフェッショナルスクールでありながら適度なアカデミックさがあることです。授業はケースディスカッションベースのプラクティカルな授業もありますが、一方でセオリーもしっかり教え、大量の論文を読み込んでから授業に出ることを求められる授業もあります。この英語論文を読むという習慣が身に付いたのは自分の中で一つの財産になったと感じています。本なら目ぼしいものは邦訳も出ますが、論文の邦訳はあまり出ません。なので英語論文を読む習慣ができることでアクセスできる情報が格段に増えます。また論文は本に比べてコンパクト(10~30ページくらい)なので、一つのトピックについて比較的少ない時間で複数の視点に触れることができ、インプットの生産性が格段に上がりました。


また、卒業論文の存在も大きいです。修論執筆を通じて自分が大学院で学んだことを整理・再構成するという作業は、手応えのある学びをするうえで非常に大事だと思う一方、私はそこまでまじめではないので修論でもない限りやらなかったと思います。


・ボストンアドバンテージ

ボストンはハーバード、MIT,バブソン大学、ボストン大学、ボストンカレッジなど多くの大学が集まっており、またそこで学んでいる人たちが集まる場も多くあります。日本人コミュニティだけでも、ボーゲル塾ボストン日本人研究者交流会ボストン日本人開発コミュニティなど、各々の興味に合わせて一緒に学べる場があります。感覚的な話ですが、社会人として出会うのと、学生同士として出会うのでは距離の近さも違います。ボストンでは日本で普通に仕事をしているとなかったような縁が多くあり、自分と異なる分野で学んでいる方々との交流は、非常に刺激的です。


●デメリットは?

いいことばかり並べてもフェアではないので、この1年半で感じた私なりのデメリットも述べたいと思います。一つは、学期中のインターンの機会でしょうか。例えばワシントンDCやニューヨークなどの学校であれば、学期中も近くのシンクタンクや企業でインターンをできる機会があるようですが、ボストンではあまり多くありません。私の場合は幸運にも、渡米前から興味のあった地政学リスクコンサルの企業でリモートでインターンをする機会に恵まれましたが、一般的に言えばそう多くはないと思います。


一方、長期休暇中であれば皆一時的に居を移して各地でインターンをしていますし、面接などはアメリカではスカイプで行うのが一般的なようなので、ビハインドにはならないと思います。また、フレッチャーは卒業生の連帯が強いと言われますが、本当にそうだと思います。私がインターンの機会を得られたのも卒業生の伝手をたどってですし、ジャパントレックにおいても多くの卒業生の方々が寄付をくださいました。就活において、フレッチャーネットワークは力強い味方になってくれるものと思います。


あともう一つ上げるとすれば、これは良くもあり悪くもありという話ですが、学校の雰囲気は非常にフレンドリーです。切磋琢磨して競争するというよりは、みんなで協力して楽しくやろうよという雰囲気が強く、ピリピリするような競争環境に身を置きたいという方には物足りないかもしれません。しかし非ネイティブで英語圏で学ぶのが初めてだった自分にとっては、特に最初の学期は非常に助けられました。私が思いつくのはこれくらいでしょうか。

もう一度受験の頃に戻ったらまたフレッチャーを選ぶか?と聞かれれば、私はイエスと答えます。(こちらで勉強する中でもう少し法務勉強してみたいなとか、データサイエンスとかも面白そうだなとか、欲は色々出てきますが、、笑)


以上、長くなりましたが、私なりのWhyフレッチャーでした!皆さまも良い選択を!


Ginnライブラリー


 
 
 

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