はじめまして、初めてブログ投稿させていただきますmofmof(もふもふ)です。今年5月にフレッチャースクールを卒業して、現在ボストンで家族と共に人生のモラトリアムを満喫中です。今回は、自分が修了したMaster of Artsプログラムについて書きたい思います!
Master of Artsプログラム、通称MAプログラムはミッドキャリア向け1年コースになります。2年コースであるMALDと違い、1年で卒業できる反面、入学選考では勤務経験が8年以上求められます。クラスメイトの人数は10人程度しかおらず、定期的にランチ会が行われるので、必然的に仲良くなります。志望者向けの参考までに、本プログラムのメリデメを挙げてみたいと思います。
メリット
・1年で卒業できるので、2年派遣の場合はもう一つ修士取得が可能。そして、授業は2年コースと全て同じものが取れる。
・2年コースと異なり、卒業要件はかなり緩い。安全保障、ビジネス経済、国際法の三分野からそれぞれ授業を一つ以上選択すれば良い。その他にキャプストンプロジェクトの提出が必須。
・ミッドキャリア向けなので、平均年齢は30代。当然クラスメイトの雰囲気は落ち着いている。職業は軍関係・外交官が大体を占める。例年日本人は2名程度。
・入学については英語力よりも履歴書上の経験が問われる。実際に私は英語は求められるレベルに達していなかったが無駄に経験年数があったので合格できた。
・MAランチ会に出てくるピザが結構美味かつ無料。ちなみに定期的にクラスメイトとの会合があるのはMAプログラムのみ。
デメリット
・2年コースの同期入学とは卒業年度がズレるので、卒業式で少し寂しい。
・キャプストンプロジェクトを入学してすぐに始めなければならない(担当教授登録が10月)ので、2年コースより少し忙しい。とはいえ、2年コースと同様、一学期に授業4つしか取れないので、2年コースを1年に凝縮する訳ではない。
・そこまで忙しくない反面、もっと勉強したい方には物足りない。そして、副専攻(Field of Study)も取得できない。自分は安全保障をメインに勉強したが、開発やビジネス関係の授業も取りたかったと少し後悔。
・修士の正式名称がMaster of Artsとだけで、何の修士か分かりづらい。なお、履歴書上ではMaster of Arts in International Relations と書いて良いらしい。
ざっとこんなもんでしょうか。名称以外、あまりデメリットがないように見えますね!社会人経験ありで、出来るだけ早く国際関係修士を取りたい!という方には最適なプログラムとなっています。ぜひご検討してみて下さい!
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