Class of 2020 合格体験記
H.T. (官公庁)
1. はじめに(留学を目指した背景・理由)
グローバルリーダーとして先頭に立って国際社会の平和・繁栄を牽引していく、それが私の夢です。中学三年生の時に訪れた国連で感じた感動を今でも覚えています、各国が国益のみならず世界の平和・繁栄を追求するその意志の力にしびれたのです。大学卒業後は、進路に迷う中、ニューヨークの大学院に留学しましたが、各国の行政官と議論する中で再び熱い思いがこみあげてきました。その思いに押し流されるように、今の勤務先(官公庁)の門を叩きました。勤務先では、マルチ国際交渉、国内政策、地域での安全保障政策と3分野を経験しましたが、基本的なスキルセットの実力不足を感じました。特に、①安全保障分野の分析枠組、②国際法を使ったマルチ交渉、③計量分析を使った政策立案を、実際の業務で活かせるように更に磨きたいと思いました。さらに、人口減少に直面する日本の行政官として、新しく価値を産む仕事をしたい、そのためにより一層専門性を磨き、学位を得たいと思いました。最後に、英語での交渉・通訳や、国際会議の記録作成などを通じ、英語力不足を痛感し、英語のプロとしての実力を磨く必要を感じました。そこで、国際社会を牽引する人物足る力を練り上げたいと思い、勤務先の制度で留学することにしました。
2. なぜフレッチャースクールを選んだのか
まず一つは、フレッチャースクールが外交・国際法を基軸にしたスクールだからです。既に一度アメリカの大学院を卒業しているため、今回は総合的に権威のあるスクールではなく、ある分野で突出して光っているスクールに行くのが面白いのではないかと思いました。というのは、今回はある分野・スキルをとことん掘り下げて伸ばしたい、更に志で繋がる同志を多く見つけたい、と思ったからです。他の多くの公共政策大学院が、まず大学名・そのあとにスクール名と紹介されるのに対して、フレッチャースクールの「The Fletcher School of Law and Diplomacy」という正式名称を見たときに、理念で繋がっている学校という強い印象を覚えました。二つ目の理由は、フレッチャースクールの環境です。出願の時には、自分の限界を突き破るような挑戦がしたいと思い、能力に応じてテーラーメードの(例外的な)チャンスをもらいやすい環境に飛び込みたいと思いました。その中で、強いコミュニティー意識・教授との非常に近い距離感というフレッチャースクールの評判を聞き、自分がやりたいと思ったことを実現しやすい柔軟な環境がそろっていると思いました。
逆に、フレッチャースクールを選ぶ際に気になった点としては、公共政策・国際関係以外ではあまり名が知られていないこと、他大学院に比べて雰囲気が緩いのではという心配(コミュニティー意識・フレンドリーというカルチャーのため)、がありました。一つ目の心配については、重点が明確で自分の志にあったスクールに行くほうが、自分の強み・方向性が他分野の人にも理解してもらいやすく、中身のともなったキャリアにつながると判断しました。二つ目の心配については、日本のパブリックセクターでもフレッチャースクール出身者が多く活躍しており、きっとその分野で尖った人が集まるだろうと判断しました。
3. 受験対策
(1) 主なスケジュール
先輩方の体験記に「突発的に仕事が忙しくなりうるので準備は早めにすべし。」とあったのを、自分はまさかと高を括っていましたが、私自身も出願直前の時期に仕事が忙しくなり、かなり苦しくなったので、早めの準備が大切だと思います。
(2018年)
10月 他課に応援勤務・多忙になる
12月 UCバークレー、ハーバード大学、プリンストン大学に出願。
(2019年)
1月 他課に応援勤務・多忙になる
スタンフォード大学、フレッチャースクールに出願。
3月 フレッチャースクールに進学の旨返答。
(2) レジュメ / エッセー
なぜ自分はそのスクールで学ぶ必要があるのか、なぜそのスクールは自分を取るべきか、という2点をアドミッションに納得させるのが大学院出願の本質だとすれば、エッセーで「幹・枝」を作り、レジュメ・推薦状・成績・テストなどの「葉」で肉付けする、という意識で取組みました。出願全体として、どの様なメッセージ(上の2つの問に対する答え)をアドミッションに伝えたいのか、を常に考えることが大切だと思います。
一つ目の問については、A自分が持っている長期的ビジョン・短期・中期的なキャリアプラン、A´ビジョンを得るに至ったパーソナルな動機、B大学院で学びたい分野・得たいスキル、Cこれまでの経験・スキル(アカデミック、実務)とすると、「A´の経験をへて、長期的にAを実現したいと思っているため、Cの様な取組をしてきたが、まだBの点が自分には必要だと実感した。Bはフレッチャーでしか学べない分野だ。」という書き方をしました。どれだけ自分にしか書けないユニークな視点で書けるか、どれだけ各スクールに特化した内容に作りこめるか(教授やクラスの名前を挙げるなど)、が重要だと思います。フレッチャースクールのユニークネスとしては、外交政策・対外政策に特化した大学院、その文脈の中で関連分野(国際法、計量分析)を学ぶことができる、という点だと思ったので、その様な点を強調しましたが、今から振り返るともっと各スクールに特化した内容に作りこめたと思うので、反省点の一つです。二つ目の問については、忘れてしまいがちですが、自分がどの様な貢献をそのスクールに対してできるのかという事も書けるとベターだと思います(例えば、具体的に取りたいクラス名を挙げつつ、「過去の~な経験を活かして~な貢献が出来る」と言及するなど)。レジュメについても、アドミッションに伝えたいメッセージをどう伝えられるかという意識で修正するようにしました。
(3) 推薦状
大学時代の恩師、アメリカ大学院の恩師、職場の上司に書いていただきました。アピールしたいポイントと、そのポイントを可能な限り具体的なエピソード・定量的なデータで補強していただきたい旨を伝えて、書いていただきました。一番長くお世話になり可愛がっていただいている恩師には長期的なビジョンとその動機(上記A及びA⁻)を、アメリカ大学院での恩師にはアカデミック分野での過去の実績(上記C)、職場の上司には実務分野の実績(上記C)をアピールしていただきたいという意識でお願いしました。ご自身がアドミッションに伝えたいメッセージを、どう具体化できるかという意識を持ちつつ、お願いするのが良いと思います。
(4) TOEFL
110以上を目標にしていましたが、悔しながら達成できず、二つのスコアを提出しました(各セクションで25以上を求める学校があったため、合算で各セクション25以上になる成績を提出)。TOEFLで100点を切っていても合格の可能性は十分にあると思いますが、アメリカ大学院出願者全体のTOEFLの点数が上がっているという話もあり、TOEFLの点数は110以上を取れるように勉強するのが理想的だと思います。
スコア① 107(リーディング29、リスニング28、スピーキング26、ライティング24)
スコア② 108(リーディング27、リスニング29、スピーキング23、ライティング29)
※追記(留学中・3学期目後の冬休みに110以上を達成できました。引続き英語力向上に努めたいと思います。)
現スコア 113(リーディング27、リスニング29、スピーキング28、ライティング29)
(5) GRE / GMAT
まず、フレッチャー、あるいは他の公共政策大学院からの合格をもらうという点では、バーバル・マス・ライティングと全てで極端に悪い成績は取らない・穴を作らない(最低限足きりをされない様にする)というのが大事ではないかと思います。仕事との兼ね合いなどで、GREに十分に時間をさけないこともあると思いますが、その場合は、バーバル及びライティングの出題形式に慣れる、マスで使われる数学の英単語に慣れる、という最低限のラインから積み上げていくのが良いかと思います。次に、時間が取れる方であれば、出来るだけバーバルを勉強した方が良いのではないかと思います。バーバルは勉強する必要がないという意見もありますが、授業・論文・新聞で出てくる語彙も目にするので、バーバルの勉強は大学院での勉強にも役に立ってくると個人的には思います。私自身は、前回の大学院出願では、バーバルでは良い点がとれたものの、ライティングは対策を怠り、穴になってしまいました。今回は、ライティングのスコアが前回より伸びたものの、バーバルが手薄になりスコアが落ちてしまいました。そこで、合算して見てもらえる可能性も考えて、二つスコアを提出しました。
スコア①(前回大学院出願で使ったスコアを再利用):バーバル158(80%)、マス163(84%)、ライティング3.0(18%)
スコア②:バーバル150 (48%)、マス165 (89%)、ライティング4.0 (60%)
4. 最後に(実際にフレッチャーに来ての印象、受験生へのメッセージ)
正直に言えば、フレッチャースクールに来る前は、愛校心に溢れる卒業生がフレッチャースクールの魅力を語る姿を、少し引いた目線で見ていました。けれども実際に来てみると、設備の弱さ・小さい規模感などの欠点は感じたものの、予想していた以上に自分にあった良いスクールだと感じています。具体的には、フレッチャースクールの持つ歴史、コミュニティー意識、外交・国際問題における強み、集まる学生の外交・国際問題への関心の高さ、そこで出来る人脈の強さ(各国から外交・安全保障関係の行政官が派遣されているため)、などでしょうか。フレッチャースクールの空気に後押しされて、限界まで頑張り抜く力をもらっているように感じます。
大学院留学は、人生の目標に近づく「高々一ステップ、されど一ステップ」だと思います。スキルアップの面では、確かに大学院留学は良い機会ですが、留学したからといって大きくスキルが変わることはなく、ただ愚直に努力し続けることが大切だと思います。一方、自身のビジョンを育てる面では、世界各国から集まった同級生と切磋琢磨する経験は、大きく視野を広げてくれると思います。自分自身の世界の捉え方を変えていく・広げていくという点が、大学院留学において重要だからこそ、スクールとのカルチャーフィットが大切なのではないかと感じています。人生のストーリーの中で、自分なりに何か意味を持って大学院留学に挑戦すれば、きっと素晴らしい経験になると思います。
H.Y. (金融)
1. はじめに(留学を目指した背景・理由)
私は海外向け出融資を主業とする銀行に属しています。政策・金融知識やそれらを英語で活かす力の不足を感じたこと、会社の暗黙知に慣れた一方で視野が狭まっていると感じたことから、海外で自分を鍛えたくなりました。会社の海外駐在よりも自分の力で行き先を選べる社費留学制度に応募し、銀行の実務よりも大きな視点から開発・ビジネスと環境の両立などを学ぶべく、公共政策分野での留学を目指しました。
2. なぜフレッチャースクールを選んだのか
社費留学の制限に沿い1年制プログラムを探しました。1年制は米国には多くなく、米国ではフレッチャー(MA)、ジョージタウン(MPM)、シラキュース(MPA)、英国のロンドン大学群(LSE, UCL, KCL)とウォーウィックを受けました。フレッチャーを選んだ主な理由は、(1)公共政策+国際関係に関する多彩なカリキュラム、(2)選択授業又は選択必修授業のみというフレキシビリティ、(3)国際的な評価、(4)キャンパスの美しさ(緑豊かなキャンパスが良かった)、(5)学術都市ボストンという立地です。
3. 受験対策
(1) 主なスケジュール
2017年3月:社内選考に応募。同時にTOEFL予備校(AGOS)に通学開始。
5月:社内選考に合格。TOEFL対策を本格化。
9月:TOEFL105点*出願スコア(但しSpeakingは25点未満)。
10月:エッセイとGREの準備を本格化。
12月:GRE(V152, Q161, AW3.0)*出願スコア。
12月~1月:各校に出願。
2018年 3月:フレッチャーから合格通知。各合格校のOBOGにコンタクト。
4月:フレッチャーに入学意思を伝達。
(2) レジュメ / エッセー
AGOSのカウンセラーの方と相談しながら準備しました。志望動機の羅列ではなく、職歴10年で得た自分のハードスキル・ソフトスキルが学校のプログラムと合致して、周りの学生にも好影響を与えられるはずだという骨格を作りました。準備後半は、各学校の文字数制限との格闘になりました。
(3) 推薦状
大学ゼミの指導教授と、会社の内勤部署での上司、営業部での上司に推薦状を書いて頂きました。エッセーで記載した経験・長所の客観的証拠が異なる視点から揃うように、推薦状のストーリーラインの相談をさせて頂きました。
(4) TOEFL
2017年2月に受けたTOEFL模試が70点台だったため独学で100点は無理と判断し、3月からAGOSに通い始め、以降はAGOSでの授業・宿題に専念しました。
3度目の本試験まで90点台前半でしたが、9月に4度目の本試験で105点が出ました。以降、英国最上位校の基準点(109~110点)を目指して何回か受けるもこれを超えず、TOEFLは終了しました。
大学院で実際に使う英語はTOEFLよりも数段難しく、TOEFLが終わっても英語の勉強のペースを緩めないことをお勧めします(自戒を込めています)。
(5) GRE / GMAT
GREは独学で、問題傾向をアルク刊『新テスト対応版 大学院留学GREテスト 学習法と解法テクニック』で掴みました。
Verbalの英単語はアプリ「iKnow!」を使いました。Quantitativeは、中学校で数学から脱落した身ゆえ、高校受験用の基礎レベルの参考書を買い、やり直しました(数学が苦手な方にはお勧めです)。Academic Writingは、TOEFL Writingの応用と割り切って時間を割きませんでした。
4. 最後に(実際にフレッチャーに来ての印象、受験生へのメッセージ)
フレッチャーの特長としてcollaborative environmentが挙げられます。これは、1学年250人/各授業10-30人という程よい人数に加え、グループワークなど学生が協働する機会が多くあることに起因します。但し、言葉の壁もある中で、collaborateするに値する学生だと周囲に認めてもらうためには、相応の努力を要します。多彩なバックグラウンドを持つ仲間と切磋琢磨出来ること(そのために自分自身はいつも背伸びをしていられること)が、フレッチャーの魅力だと思っています。
K.H. (官公庁)
1. はじめに(留学を目指した背景・理由)
国家公務員として勤務する上で国際関係の知識が足りないと感じたため、省内の留学制度を希望し、入省5年目で派遣が決定、6年目に留学しました。(入省前に3年間民間企業に務めていたため、出願時の社会人歴は8年目でした。※米国のmid-career programは、最低5〜7年以上の勤務経験が必要などの出願条件があります!)
2. なぜフレッチャースクールを選んだのか
省内の留学制度では1年で修士号を取得しなければならないため、通常1年で修士号が取れる英国に留学する方が大半ですが、私はどうしても米国留学がしたかったので、「米国の1年で国際関係修士が取れるコース」を条件に学校探しをしていたところ、最初に見つけたのがフレッチャースクールのmid-career向けMaster of Arts (MA)コースでした。他にも何校か受験しましたが、ボストンというアカデミックな立地、尊敬する先輩・上司らがほぼフレッチャーの卒業生であったこと、合格者懇談会でお会いした卒業生と入学予定者が皆、フレンドリーで感じが良かったこと、教授陣が米国政府等での実務経験が豊富で実務者を育てる環境であったことからフレッチャーを選びました。
3. 受験対策
(1) 主なスケジュール
2017年
9月 派遣留学の打診
IELTSの勉強開始(英国の大学院も併願するため、TOEFLではなくIELTS受験を選択)
10月 IELTS初受験(Overall 8.0: L8.5 R8.5. W6.5 S8.0)
※ライティングがフレッチャーの基準(各項目7.0以上)を満たしておりませんでしたが、学校の入学担当者に相談したところ、大丈夫と言われたので、再受験せずにそのまま出願しました。
11月 省内選考内定
12月 推薦状依頼
GRE初受験 (V136(4%) Q147(27%) AW3.0(18%))
※恥ずかしい点数ですが、フレッチャー以外の併願先はGREが必要なかったので、再受験せずにダメ元で出願しました。正直、こんな点数で受かったことに驚きです(苦笑)
LSE(MSc International Strategy & Diplomacy)出願
2018年
1月 フレッチャー(MA)、UCSD(MAS-IA)、GWU(MIPP)、SAIS(MIPP)、SOAS(MSc IR)、KCL(MSc War Studies) 出願
2月 LSE、SOAS、UCSD合格
SAIS skype面談
3月 フレッチャー、GWU、SAIS合格
フレッチャー進学決定、KCL結果前に辞退
(2) レジュメ / エッセー
私は、大学のGPAも低く(3.0)、上記の通りGREの点数もほぼ最下位といったひどい点数だったので、「エッセーと推薦状で挽回しなければならない!」と考え、エッセーには力を入れました。エッセー1は、自分の経験からなぜフレッチャーを希望するか、学んだことを卒業後どのように活かすのかが繋がるように書きました。(具体的には、9.11の経験からテロに関心を持ち大学では政治学(中東地域)を勉強し、大学で学んだことを活かすために国家公務員になったこと、具体的な実務のエピソードからXXを学んだが、国際関係の知識が足りないと感じ大学院で学ぼうと考えたこと、その上でフレッチャーは自分にとってなぜ魅力的なのか(学際的で柔軟なカリキュラム、1年で修士が取れる、学生の国籍が多様、女性教員が実務経験豊富で女性実務者としてキャリアの参考になる等)、在学中は、XXと◯◯と▲▲に焦点を置いて学びたく、特に◯◯教授のXXという授業を受けたい、最後に大学院で学んだことを役所の●●に活かしたい、といった流れです。)エッセー2は、これまで自分が大切にしてきたこと(自分の目で見て知ること、旅をして世界を知り、人々と交流すること)について具体的なエピソードを交えて書きました。さらに、Additional Informationでは、GREの点数は悪いが、大学の経済学などQuantの成績は良い、多くの教養が求められる公務員試験にも合格した等、欠点に対する言い訳(笑)と、省内の選考で選ばれて留学するため、今まで以上に勉強を頑張らなければならない、社会人経験があることから、勉強ができる時間の大切さを十分理解しているので、意欲的に学業に取り組みたいといった大学院でのやる気をアピールする内容で書きました。特にエッセー1の内容については、海外の大学院を卒業している先輩方に見て頂き、内容についてのアドバイス(具体的な教授名をあげるべき等)を頂き、英文添削はEssay Edgeという業者を利用しました。(少量の添削であれば、英語英文添削センターというサイトもおすすめです)
レジュメについては、英国の大学院出願に利用していたbeoという出願代行業者に無料添削して頂きました。レジュメは「0を100にはできないけど、1は100にできる!」というモットーで作成しました。どんな些細な経験でも書いたもの勝ちだと思います。自己PRなので見せ方が重要だと思います!!
(3) 推薦状
推薦状は、エッセーでは全く触れていない自分のスキルや能力をアピールしてもらう形で書いて頂きました(お願いに上がる際に予め自分がエッセイに書く内容をお伝えしました。)
推薦者は、大学のゼミの教授にアカデミックなスキルを評価して頂き、直属の上司(フレッチャーMA卒業生)には、具体的な業務内容とそれを通じて評価する能力について、さらに卒業生としてもフレッチャーに推薦したいという内容で推薦状を書いて頂きました。
(4) TOEFL
(IELTS受験のためIELTS対策について)英国に留学した同期と先輩から頂いた日本語のIELTS対策本一冊(タイトル失念)とCambridgeの紫色のIELTS過去問を一冊解きました。また、ライティングについては、元IELTS試験官Simon氏のサイト(https://ielts-simon.com)を参考にさせて頂きました。
(5) GRE / GMAT
KaplanのGREの単語カードと問題集を購入したものの、一度もやりませんでした。「最新版大学院留学に必要なGMAT or GREテスト対策のすべて」という本を一読した程度です。もっと対策するべきでした。
4. 最後に(実際にフレッチャーに来ての印象、受験生へのメッセージ)
フレッチャーを選択して本当に良かったなと思っています。特にMAは、20名程度で人数が少ないため、仲が良く、全員がmid-careerであることから様々なバックグラウンドから集まった学生の話を聞くのが非常に刺激的です。また、MALDの学生らと比べて年齢層も高いため、落ち着きがあり、居心地が良いです。フレッチャーの教授陣の授業は、素晴らしく、授業以外でも様々なイベントが開催されるため、多くを学ぶことが可能です。
受験については、IELTSの基準も満たせず、GREの点数も最低、GPAも低い自分でも合格できたので、仮に共通テストや学部時代の成績が悪くても、エッセーや推薦状で挽回できると思います!!逆に共通テストのスコア等が良くてもエッセーの内容が薄い(?)ために不合格だった方もいるので、是非、エッセー重視で頑張ってください!!!
留学前にフレッチャー卒の先輩に「フレッチャー時代は人生の黄金期だった」と言われましたが、まさしくその通りです!思い描いた通りの大学院留学で大変満足しています!国際関係に興味がある方に是非オススメしたいです!受験生の方は、是非、頑張ってください!!
M.K. (マスコミ)
1. はじめに(留学を目指した背景・理由)
仕事で安全保障関連を扱った際、自分の専門をこの分野に置きたいと思ったのと同時に、知識不足を痛感しました。一方で、私は8年ほどキャリアがありましたが、一部で仕事の限界を感じることもあったので、アカデミックな場で知識を得つつ、自分のキャリアを見つめ直そうと留学を決意しました。政策決定者、国際機関、NGOなどそれぞれのアクターがどのように考え、動いているのかを知りたかったので、公共政策学ではなく国際関係学をめざしました。発生事案対応の仕事で勉強時間が取れなかったので、米国大学院出願に必要な英語力をつけるために会社を辞め、約1年半かけて合格しました。
2. なぜフレッチャースクールを選んだのか
安全保障でも、軍事、国際政治、政策決定だけでなく、国際機関などのアクターやHuman Securityなど、多岐にわたる分野を横断的に学べるカリキュラムが魅力でした。進学先としての決定打は、Open Houseで話をした教授とアドミッションのスタッフの対応のよさ、会話した在学生がとても親身になってアドバイスをくれたことです。大学の雰囲気も好きでした。
3. 受験対策
(1) 主なスケジュール
2016年 10月 TOEFLの勉強開始(初回スコア:TPOで59)
2017年 7月 TOEFL 101点(出願スコア)、GRE勉強開始
9、10月 GRE受験2回
11月 GRE受験(V, Q, AWの最高点が全てばらけたので、全て提出)
レジュメ作成
2017年 12月 エッセイ作成開始
2018年 1~2月 SAIS, Fletcher, MSFS, UCSD, SIPA出願
2月 UCSD インタビュー
3月 MSFS 不合格、残り4校合格
4月 SAIS, Fletcher, SIPAの合格者用Open Houseに参加 → Fletcherに進学決定
(2) レジュメ / エッセー
ネットに出ているSOPで構成を学び、自力で作成。前職に就いた理由、そこでの力不足、大学院で何を得て、どういうことに生かしたいのか、というのを具体的に書きました。Essay2ではSOPでは盛り込めなかった思いを具体的なエピソードに触れて書きました。添削はEssay Edgeにお願いしました。個人的にはロジックが通っているかをきちんと見てくれるYale大Law卒の人がお勧めです。
(3) 推薦状
3通必要だったので、1通は職場の上司、1通は大学の恩師、1通は自分が進みたい分野の知り合い(仕事上でもご縁のあった方)にお願いしました。
(4) TOEFL
苦しいです。でも、時間をかければ必ず取れます。私は大学卒業後、仕事で英語を使うことはほぼなかったので、上記のスコアからスタートしました。
RとL:WEB TOEFL。Official Guideを始める前のコースから開始。Lは数ヶ月ディクテーションとシャドーイングも実施。
S:シャドーイング3ヶ月(発音というより、区切り、抑揚など英語のリズムを徹底的にまねる)。スコア18のレベルでE4TGに1ヶ月。
W:よしい先生のグラマーコースで文法を習う。添削はJack Jr.で2ヶ月。
(5) GRE / GMAT
Official Guide とMagooshで十分だと思います。私は数学が苦手だったのと、大学受験以降使っていなかったので、中学数学を簡単にまとめた薄いテキストで復習してから、Official Guideを始めました。Verbalは単語が一番の壁なので、Magooshのアプリとetymologyの簡単なテキストを反復練習して覚えていきました。長文読解はMagooshで大丈夫です。
4. 最後に(実際にフレッチャーに来ての印象、受験生へのメッセージ)
私は長い時間悩んで、最終的に30歳を過ぎて、リスクをとって私費留学をしました。まだ最初の学期が終わった段階ですが、決断してよかったと思っています。もちろん授業についていくのは大変で、楽なことはなにもありませんが、人のネットワークと学問で自分の世界が広がっていくのが分かりますし、広げていくためのオプションが実際に多数用意されています。裏切られることはないと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
T.H. (商社)
1. はじめに(留学を目指した背景・理由)
学生時代に留学をする機会がなかったことから、漠然と海外での仕事や勉強に興味がありました。そのため、大学卒業後は海外駐在の機会が多い商社に入社し、留学も入社当初から考えていました。はじめはMBAをイメージしていましたが、海外赴任等を経験する中で、昔から興味があった国際政治や安全保障に関わる仕事へのキャリアチェンジを志向するようになり、国際関係大学院への留学を目指すようになりました。
2. なぜフレッチャースクールを選んだのか
ジョンズホプキンスSAISとフレッチャーのMIBから合格をいただき、どちらに進学するか最後まで迷いましたが、よりビジネス寄りのフレッチャーMIBを選択しました。理由は、キャリアチェンジを目指しつつも、自分が経験してきたビジネスをより俯瞰的、大局的、学問的な観点から見つめる時間を持ちたいと考えたこと。また、留学時点で30歳を超えており、これまでの職務経験と今後のキャリアの選択肢を考えた時に、ビジネスから完全に離れた専攻とすることにリスクも感じていたこと、の二点が挙げられます。また、フレッチャーからは奨学金をいただけたことも選択の後押しになりました。
3. 受験対策
(1) 主なスケジュール
2017年
2月 IELTS 7.0(L6.0 R7.0 W6.5 S7.5)※出願スコア、GRE、出願書類対策開始
7月 推薦状依頼
10月 GRE V140 Q161 AWA4.0 ※出願スコア
エッセーアウトライン完了
11月 出願書類準備完了
タフツ大フレッチャースクール出願(早期出願)
12月 ジョージタウン大SFS、コロンビア大SIPA、ジョンズホプキンス大SAIS出願
フレッチャースクール合格通知
2018年
3月 SAIS合格通知、SFS、SIPA不合格通知
4月 フレッチャースクール進学確定
(2) レジュメ / エッセー
私は大学卒業から10年近く経っていたので、学生時代の経験は軽く触れる程度で、社会人としての経験を重視して書きました。レジュメ、エッセーを通して、前職でのコアな経験・スキルである中国勤務と国際税務を軸に記載しました。また、エッセーでは、フレッチャーで伸ばしたいスキルや知識と、それらに関連する授業、教授を具体的に記載しました。
(3) 推薦状
推薦者には早めに依頼をしておくことをお勧めします。推薦者が必ずしも推薦状を書くことに慣れているとは限らないので、依頼の際は、学校の特徴や記載してもらいたいポイント等を伝えておくと、推薦者の負担軽減や内容の担保になると思います。内容としては、レジュメやエッセーを補強、補完するような内容を、具体的なエピソードに沿って書いていただくと効果的な推薦状になると思います。また、自分自身で達成したことだけでなく、周囲の人と協力して達成したこと、リーダーシップを発揮した場面等を書いてもらえると、人物像をより強く学校に訴えることができると思います。
(4) TOEFL
私はTOEFLではなくIELTSを選択しました。理由としては、PCでの試験が苦手だったことと、IELTSの方が点数が出やすいという評判を聞いていたためです。ただし、米国の大学院を中心に、IELTSは受け付けてくれない学校もありますので、出願先の要件には注意が必要です。IELTSの対策としては、過去問を中心に対策しました。日本人が苦手とされるライティングとスピーキングへの対策が強調されがちですが、いかにリーディングとリスニングで安定して高点数を出せるかが重要だと思います。特に、リーディングに関しては、全文を読んでから問題を解き始めると時間が足らないので、スキミングやスキャニングに慣れていくことが重要だと思います。
(5) GRE / GMAT
全体を通して、対策のコストパフォーマンスが低い試験だと感じました。Quantitativeについては高校数学をやっていれば初見の内容はなく、英単語さえ覚えれば、ある程度の点数を取ることは難しくないと思います。私はMagooshというオンライン教材で対策しました。勉強せずとも満点に近い点数を取れるレベルであれば問題ないと思いますが、あえて満点を狙おうとすると勉強のコストパフォーマンスが落ちると思います。Verbalに関しては非常に難易度が高く、勉強しても点数が伸びる気がしませんでしたし、実際伸びませんでした。少し勉強してみて効果が感じられなければ、ここに時間をかけ過ぎず、別の課題に移るのもありかと思います。ライティングは難易度の高い単語や表現を使うと加点されるので、それらを含んだ汎用度の高いテンプレートを準備しておき、少し強引になったとしても、そのテンプレートにつながるように解答を作っていきました。結果、ライティングは安定して点数が出るようになりました。
4. 最後に(実際にフレッチャーに来ての印象、受験生へのメッセージ)
他の大学院に通ったことがないので、他校と比較することはできませんが、フレッチャーにはお互いをサポートし合う文化が強くあると感じています。授業やテストの情報をはじめ、日常の些細なことでも相談すれば誰かが応えてくれ、学生同士だけでなく、教授陣とのコミュニケーションもとても密に行われています。大学院に求めることは人それぞれだと思いますが、学生や教授、キャリアセンター等のサポートオフィスとのコミュニケーションやネットワークを重視するのであれば、フレッチャーには無数の機会が用意されており、お勧めできる環境だと思います。
T.A. (金融)
1. はじめに(留学を目指した背景・理由)
国連をはじめとする国際機関に行きたいと思い、そのためには少なくとも「修士号」「関連する分野における職務経験」「本物のネットワーキング*」「高度な英語運用能力」の4つが必要と考え、留学を目指しました。
*何かの際に、実際に頼りになる人脈づくり、を意図した造語です。
2. なぜフレッチャースクールを選んだのか
デスクトップリサーチで自分が行ってみたいと思う国際関係/公共政策系の大学院を、米欧日の8校まで絞り込み、そのうち米東海岸の大学院を実際に複数校ビジットしました。その際、フレッチャーは国連勤務のOBOGが多いというだけではなく、学生もOBOGも教授も良い意味で非常にお節介な人が集まっており、しかも学校の規模が小さめなので、「本物のネットワーキング」ができると考えました。またキャップストーンでの修論指導をはじめ、「高度な英語運用能力(特にライティング力)」を身につける機会がフレッチャーには準備されていると考えました。
3. 受験対策
(1) 主なスケジュール
・2017年4月頭からTOEFL対策開始(初回スコアは同年2月末受験の79)。
・同年8月末にTOEFLはじめての100越え。
・同年9月上旬に推薦状依頼完了。エッセイ執筆開始。
・同年10月上旬にキャンパスビジット。
・同年11月にEarlyでフレッチャー及びSAIS出願。
・同年12月末にフレッチャーからEarlyで合格通知、SAISはEarlyではDeferの連絡(そのまま自動的にRegular poolへ移行)。フレッチャーにEarlyで合格したため、当初は2018年1月上旬に予定していたSIPAへRegular出願はせず。
・2018年3月中旬にSAIS合格通知。
(2) レジュメ / エッセー
エッセイには時間をかけ丁寧に「どうしてその学校に行きたいのか」「どうしてその学校と自分がマッチしているのか」「学校側からの設問にきちんと答えられているか」を意識して書くと良いと思います。そのためにも、公開情報に加えて、自分専用の情報を持っていると強いと思います。また、英語及び内容の両面について、自分以外の誰かに読んでもらった方が、よりよいものができるかと思います。より詳しくはこちらにまとめてあります。
https://deardrivingforces.com/essay/
(3) 推薦状
推薦状はとにかく早めに依頼することが大事かと思います。どなたに推薦をお願いすべきか等、出願前はかなり悩みましたが、そのあたりの私の中での結論はこちらにまとめてあります。
https://deardrivingforces.com/recommendation-letters/
(4) TOEFL
100突破には「正確な文法力」「1秒以内に取り出せる語彙力」そして「練習の際、わからなかった問題としっかり向き合うこと」の3つが特にポイントだったと思います。ご参考に私の点数推移を一部抜粋しておきます(実際は下記以外にも数回受験していて、総得点のアップダウンもありました):
・2017年2月末:79 (R17, L19, S18, W25)
・2017年5月末:82 (R23, L16, S20, W25)
・2017年6月末:91 (R25, L21, S20, W25)
・2017年7月末:95 (R27, L22, S22, W24)
・2017年8月末:103 (R27, L26, S23, W27)
・2017年11月頭:104 (R29, L27, S20, W28)
・2017年12月頭:104 (R26, L30, S22, W26)
私なりのTOEFL対策はこちらにまとめてあります。長文駄文ですがよろしければどうぞ。
https://deardrivingforces.com/toefl-ibt-100/
(5) GRE / GMAT
GREは、私は2回しか受験しておらず2回とも不本意な点数でした。
・2017年10月頭:V145, Q155, AW3.0
・2017年10月末:V144, Q155, AW3.5
こんな点数の私ですが私なりのGREの解釈も残しておきました。気になる方はどうぞ。
https://deardrivingforces.com/gre/
4. 最後に(実際にフレッチャーに来ての印象、受験生へのメッセージ)
キャンパスビジットをしたり、18年卒の先輩方2名のブログを読んでいたので、良い意味でイメージ通りの充実した大学院生活を送っています。バックグラウンドとなる文化や経験の違いから、グループワーク等で思わぬ苦労をしたり、もどかしい思いをすることもありますが、これはどの学校に行っても基本的には同じことかと思いますので、来学期以降しっかり修正して対応していこうと思っています。
フレッチャーにしても、フレッチャーのライバル校にしても、戦略を間違えずにしっかり対策すれば合格は十分射程圏内に入ると思います。あとは、その学校に「行きたい気持ち」がどれくらいあるかで、どれだけ勉強を頑張れるか、どれだけ熱いエッセイを書けるか、が変わってくると思います。ピンときた学校についてはぜひ、あの手この手で沢山情報収集をして、ご自身の心の中の「行きたい気持ち」を高めつつ、頑張っていただければと思います。
Y.O. (官公庁)
1. はじめに(留学を目指した背景・理由)
私は国際情勢に携わる業務についており、専門分野の情勢についての知識は学べていましたが、普段の業務に追われる中で、横断的・理論的に国際情勢を見る視点に欠けていると感じていました。米国の大学院という理論に裏打ちされた学びを提供してくれる環境でより多くの視点を習得することで、今後の業務のスキルアップにつなげたいと思い、米国の大学院での留学を志望しました。
2. なぜフレッチャースクールを選んだのか
安全保障分野に強い点に加え、修論で取り組みたいと考えていた内容に近い授業が開講されていること及び履修の柔軟性が高く興味に応じて授業を選択できる点が魅力的でした。また、小規模であることとボストン近郊という立地にも惹かれました。
3. 受験対策
(1) 主なスケジュール
2017年
4月 派遣留学の希望調査・面談
6月 GRE受験
7月上旬 派遣留学内定
7月下旬 TOEFL初受験(9月以降ほぼ2週間おきに受験)
9月 出願3校を決定
10〜12月 推薦状の依頼・出願書類の作成
2018年
1月 フレッチャー出願
3月 フレッチャー合格通知
(2) レジュメ / エッセー
エッセーについては、自らの大学(学部)での学び、仕事での経験・取り組み、フレッチャーで学びたいこと(フレッチャーでしか学べない点を強調)、卒業後のビジョンについて一連のストーリー性を重視して書きました。自分で推敲を繰り返した後、最終的にはオンラインサービスのEssay Edgeに添削を依頼しました。
(3) 推薦状
1通目は大学のゼミ・卒論の指導教授に、2、3、4通目は職場の上司及び元上司に書いていただきました。私は職務経験が少なかったため(受験時4年目で主要な経験部署は1部署)出来ませんでしたが、複数の職場の上司から書いて頂く場合は、違う職務経験・内容について書いて頂ける上司に依頼するのが理想だと思います。
(4) TOEFL
TOEFLは受験過程で最も苦労しました。米国の大学院ではTOEFLの受験が一般的と思いますが、現在は多くの大学院でIELTSも受け付けているので、TOEFLに苦労している方はIELTSの受験もおすすめします。私自身、TOEFLは必要な100点を超えるまで結局10回近く受験しましたが、IELTSは対策なしの初受験でover all7.0を取れました。それまでTOEFL対策に取り組んでいた効果もあったとは思いますが、IELTSのスコアは切り上げられる点からも難易度はIELTS(7.0)の方がTOEFL(100)より低いと感じます。
対策については、ライティングのみWeb TOEFLという添削サービスを利用し、他はひたすら過去問を解きました。リスニングは過去問を利用したシャドーイングを繰り返し、スピーキングは実際に録音して練習しました。
(5) GRE / GMAT
GRE対策にまわす時間がほぼとれず、派遣元での選考過程で一度受けたスコアを結局提出することになりました。日本語のGRE対策本でMathの必要英単語を覚えたのち、問題集を解きました。Verbal対策に時間を使うよりは、Math、TOEFL対策に時間を使う方が効率的かと思います。
4. 最後に(実際にフレッチャーに来ての印象、受験生へのメッセージ)
フレッチャーは規模も大きくなく、授業やグループワークなど学生同士で助け合うあたたかい雰囲気があります。私自身は、フレッチャーでの最初の学期を履修し終えて、期待通りに多くの学びを得られていると感じる一方で、学ぶための土台(英語力や教養知識)が充分ではないと感じることも多々ありました。土台がしっかりしているほど学びも大きいと思いますので、出願・合格したあとも、入学するまでの時間を利用して英語の勉強や読書などに励むことをお勧めします。
業務に取り組みながら出願準備をされている方は、時間も限られ大変に感じることも多々あると思いますが、合格するという強い気持ちを持って頑張ってください。日本にとどまっているだけではできない多くの経験が待っています。